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アネトンせき止め販売中止の理由は?どこで買えるか徹底調査

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医薬品

OTC(市販)医薬品の「アネトンせき止め」は、風邪だけでなくインフルエンザなどの感染症にも優れた効果を発揮する咳止め薬として、多くの人に愛用されています。

そんな「アネトンせき止め」が販売中止したという噂が上がっています。

アネトンせき止めの販売中止に関する噂を聞いて、

  • 「本当に製造中止になるの?」
  • 「代替品はあるの?」
  • 「どこで買えるの?」

など、あなたは疑問や不安を感じているのではないでしょうか。

そこで今回は、アネトンせき止めは本当に製造販売中止したのか?真相と共に、代替品や購入方法について詳しく解説します。

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アネトンせき止めは現在も発売中!何故製造中止と噂がされたのか?

「アネトンせき止め」の製造中止に関して結論を述べますと、廃盤の予定は無く、現在も製造と販売が行われています。

今も様々な場所で購入することができるアネトンせき止めですが、何故製造が中止されたと噂がされてしまっているのでしょうか。

噂がされている原因として考えられる要素に、下記の4点が挙げられます。

・製造元が変更したから
・一部で廃盤になった製品があるから
・薬機法の改訂で販売方法が変わったから
・インバウンドの影響で品薄状態が続いているから

それぞれの原因について、詳しくご説明します。

製造元が変更したから

「アネトンせき止め」は台糖ファイザーが1975年から製造・販売を行っていた医薬品です。

しかし2005年にジョンソン&ジョンソン(J&J)に一般用医薬品事業が譲渡され、現在はJNTLコンシューマーヘルス(J&Jの関連会社)が製造を行い、販売はアリナミン製薬(旧社名:武田コンシューマーヘルスケア)が行っています。

製品自体は発売されてから48年以上経つ、ロングセラー品です。

しかし製造会社が変更されたことで、台糖ファイザー製のアネトン咳止めを愛用していた方々が「製造会社が違うので同じ名前だが別物」だと現品を評価しており、廃盤の噂を流してしまっている可能性があります。

一部で廃盤になった製品があるから

アネトンせき止めは、配合成分の変更時にリニューアルも行われています。

過去に製造販売されていた「アネトンせき止めZ(錠剤・分砲・液体)」は、配合成分のリゾチーム塩酸塩が省かれた「アネトンせき止め」シリーズに変更された際に、全製品が廃盤になっています。

また第1類医薬品の「アネトンせき止め 顆粒」と、指定第2類医薬品の「アネトンせき止め液 分包」も、現在は廃盤になっています。

この大幅なリニューアルや一部製品の廃盤が決定した際に、メーカーは該当製品を「廃盤にする」とだけ公表しました。

一部の製品だけが廃盤されたと知らない方々が、メーカーからの発表を読んだ時に「アネトンせき止めが全て廃盤したのでは?」と思い違いをして、噂を流してしまった可能性もあります。

薬機法の改正で販売方法が変わったから

アネトンせき止めなどの風邪薬は、薬物乱用がされやすいです。

そのため、2007年から薬機法(旧:薬事法。正式名称「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」)で、アネトンせき止めなどの乱用の恐れがある医薬品は、薬剤師または登録販売者による対面販売と、販売個数の制限が義務化されています。

現在は店頭の陳列棚に製品が置かれにくくなっている為、製品を売り場で見ていない方々が「廃盤になったのでは?」と思い込んで噂を流した可能性もあります。

インバウンドの影響で品薄状態が続いているから

アネトンせき止めなどの日本製のOTC医薬品は、外国人観光客にも人気が高いです。

特に中国やアジア圏に住んでいる外国人の方々は、日本製の医薬品を高く評価しており、医薬品を買う為に日本へ旅行に来る程です。

外国人観光客による購買(インバウンド)の影響により、アネトンせき止めなどのOTC医薬品が近年、品薄状態になっていることが多いです。

品薄で買えない状況が続いている事により「店頭に置いていないので廃盤した」と勘違いした人達が噂を流してしまった可能性も高いです。

「アネトンせき止め」はどこで買える?主な販売場所

製造会社やリニューアル、法律による販売規制・さらにインバウンドによる品薄の影響で店頭で見る機会が減っていますが、風邪薬の「アネトンせき止め」は今でも様々な場所で購入することが可能です。

しかし、一体何処に行けば「アネトンせき止め」が手に入るのでしょうか。

下記は「アネトンせき止め」が購入できる店舗の一覧です。

全国の調剤薬局・ドラッグストア

「アネトンせき止め」などのOTC医薬品は、全国にある調剤薬局やドラッグストアで購入できます。

ドラッグストアですと、
・ウエルシア薬局
・スギ薬局
・サンドラッグ
・クスリのアオキ
・マツモトキヨシ
・ココカラファイン
・キリン堂

調剤薬局ですと、
・アイン薬局
・日本調剤
・フラワー薬局(メディカル一光)
・クオール薬局
・阪神調剤薬局

上記の店舗は全国でチェーン展開しており、アネトンせき止めなどのOTC医薬品の陳列・販売に力を入れています。

 

医薬品を扱っているスーパーマーケット

アネトンせき止めは、OTC医薬品を取り扱っているスーパーマーケットでも販売されています。

・イオン
・西友
・イトーヨーカドー
・コストコ
・ライフ
・ダイエー

上記のほかにも、地方に展開しているスーパーマーケットでも、医薬品を取り扱っている店舗は、アネトンせき止めを販売している可能性が高いです。

ディスカウントストア

アネトンせき止めは、医薬品を取り扱っている全国のディスカウントストアでも販売されています。

・ドン・キホーテ
・大黒屋
・ジャパン
・ミスターマックス
・OKストア
・トライアル

上記などのディスカウントストアでは、アネトンせき止めもお値打ち価格で購入出来ます。

家電量販店

アネトンせき止めは、全国の家電量販店でも手に入ります。

・ビッグカメラ
・ヨドバシカメラ
・ソフマップ
・ヤマダ電機
・エディオン
・ノジマ

上記は全国的に店舗数が多く、医薬品などの日用品も取り扱っています。

総合通販サイト(Amazon・楽天市場など)

アネトンせき止めは、Amazonや楽天市場などの総合通販サイトを使っても手に入れる事ができます。

各サイトのポイントが使えるので、こちらもお得に製品が購入できます。

アネトンせき止めの現在のラインナップは?

現在販売されている「アネトンせき止め」のラインナップは、

・アネトンせき止め錠(指定第2類医薬品・48錠入りPTP)
・アネトンせき止め液(指定第2類医薬品・100ml)

の2種類です。

価格は、それぞれ1980円・1540円(いずれも税込価格・2023年12月時点)です。

アネトンせき止めの人気シリーズ

人気のタイプは?

アネトンせき止めは錠剤タイプと液体タイプの2種類がありますが、人気が高い方は液体タイプです。

液体タイプはレモンティー風味で服用しやすく、有効成分が液状になっているので、効果も短時間で表れやすいです。

現在は廃盤になっていますが、液体タイプは分包も発売されていた程に愛用者が多いです。

アネトンせき止めに関するQ&A

子供でも飲める?

アネトンせき止めは12歳以下の子供は服用出来ません。

12歳以上であれば服用可能です。12歳~15歳の子供に服用させる場合は、1回の使用量を3分の2包に調節してください。

※余談ですが、精神安定効果がある医療ハーブ(セント・ジョーンズ・ワートなど)を飲んでいる方も、効果を弱めてしまうリスクがある為に服用する事ができません。

また配合成分の関係により、糖尿病の疾患を持つ方も服用を控えてください。

新型コロナウイルス感染症にも効果はある?

アネトンせき止めは、ウイルス性の感染症にも効果があります。新型コロナウイルス感染症による咳の症状緩和に使用しても構いません。

ただしアネトンせき止めなどのOTC医薬品は、処方薬よりも効果が緩やかです。

薬を飲んでも症状が改善されない場合は、病院もしくはクリニックに受診しましょう。

まとめ

アネトンせき止めは、人気の液体タイプと錠剤タイプの2種類が現在も製造・販売されています。

製品はドラッグストアや薬局・スーパーマーケット・ディスカウントストア・家電量販店や総合通販サイトで販売されています。

しかし製品は現在、薬機法改正により対面販売が義務化されています。

さらに外国人観光客の医薬品購入、また近年は新型コロナウイルス感染症のワクチンの影響で風邪薬が品薄になっており、店頭の棚に陳列されている事が少なくなっています。

ですが、製品が商品棚に無い際は、会計レジにある棚に陳列されている場合もあります。

店舗にいる薬剤師または登録販売者の方に訊ねると、製品が置いているレジに案内してくれる事も多いです。

見付からない場合も諦めずに、店舗の人に製品の有無を訊ねるようにしましょう。

辛い風邪の症状の緩和に、是非とも長年多くの人々に愛されている「アネトンせき止め」を活用してみて下さいね。

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