主にアレルギー性結膜炎の治療に使われることが多いクロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)。
抗アレルギー成分を含んでおり、病院で処方されたことある方もいらっしゃいますよね。
しかし、そのクロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)が販売中止になってしまったようです。
一体なぜ販売中止になってしまったのでしょうか?
今回は販売中止の理由や現在販売している場所、代替薬についても調査しました。
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)はなぜ販売中止になったのか?
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)の中で販売中止になったのは東和薬品株式会社から販売されていたクロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」です。
一体なぜ販売中止になったのでしょうか?
調べてみたところ、東和薬品株式会社の発表によると
需要状況等により在庫限りで販売中止させていただきたくお知らせ申し上げます。
と書かれていました。
詳しい理由はないものの、需要状況ということは需要が減り、売上が低迷していたということだと推測します。
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」はまだ販売されている?
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」、愛用されていた方もいらっしゃったかと思います。
そんなクロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」をまだ販売している場所はあるのでしょうか?
調べてみたところ、発表があったのが2021年11月でしたので、2024年4月時点でまだ販売している場所はないかと思います。
ちなみに、クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」は医療用医薬品ですので、市販では販売されておりません。
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」の代替品は?
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」の代替薬は何があるのでしょうか?
調べてみたところ。東和薬品株式会社の公式発表に代替薬が記載されていました。
発表されていた代替薬は以下の通りです。
- クロモグリク酸 Na 点眼液(インタール点眼)2%「センジュ」:千寿製薬株式会社/武田薬品工業株式会社
- クロモグリク酸 Na・PF 点眼液(インタール点眼)2%「日点」:株式会社日本点眼薬研究所
- クロモグリク酸 Na 点眼液(インタール点眼)2%「ニッテン」
:株式会社ニッテン/株式会社日本点眼薬研究所 - クロモグリク酸 Na 点眼液(インタール点眼)2%「ファイザー」
:マイラン製薬株式会社/ファイザー株式会社
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)に関するよくある質問
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)に関するよくある質問をまとめました。
クロモグリク酸ナトリウムの作用は何ですか?
ヒスタミンなど化学伝達物質の放出を抑えることにより、アレルギー症状の発現をおさえます。
クロモグリク酸ナトリウム点眼液(インタール点眼)の使用方法はどうすればいいですか?
手を洗い、顔をあおむけにし、下まぶたを引き、目をしっかり開けて、容器をゆっくり押して点眼します。まばたきをせずに静かに目を閉じ、1〜5分間目がしらを指先で圧迫した後、目を開けてください。
クロモグリク酸ナトリウムの点眼は1日何回ですか?
1回1〜2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼。
まとめ
今回はクロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)の販売中止の理由や現在販売している場所、代替薬について調査しました。
販売中止をしたのは東和薬品株式会社から販売されていたクロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」で、販売中止の理由は「需要状況により」でした。
おそらく需要が少なく、売上が低迷していたのだと思われます。
クロモグリク酸Na点眼液(インタール点眼)2%「トーワ」は2021年11月に販売中止が発表されたため、2024年4月現在もう販売している場所はないと推測します。
またこの医薬品は医療用医薬品であるため、市販では販売していません。
東和薬品株式会社の公式発表に記載されていた代替薬は以下の通りです。
- クロモグリク酸 Na 点眼液(インタール点眼)2%「センジュ」:千寿製薬株式会社/武田薬品工業株式会社
- クロモグリク酸 Na・PF 点眼液(インタール点眼)2%「日点」:株式会社日本点眼薬研究所
- クロモグリク酸 Na 点眼液(インタール点眼)2%「ニッテン」
:株式会社ニッテン/株式会社日本点眼薬研究所 - クロモグリク酸 Na 点眼液(インタール点眼)2%「ファイザー」
:マイラン製薬株式会社/ファイザー株式会社
同成分の代替薬は多数あるため、もしアレルギー性結膜炎に悩んでいる方は一度眼科を受診してみましょう。
薬は身体に危険を及ぼす可能性があるため。できるだけ医師の診察を受けて処方してもらうようにしましょう。