カラーひよこをご存じでしょうか。
ピンク・青・緑と色鮮やかな羽に包まれたひよこです。
30年ほど前までは縁日などで当たり前のように目にしていたカラーひよこ。どうして見かけなくなってしまったのでしょうか。詳しく調査してみました。
カラーひよことはニワトリの子供であるひよこの羽毛に、色とりどりの染料で着色をしたものです。
その見た目の可愛さから、とても人気がありました。
最近はあまり見かけることはありませんが、30年ほど前はお祭りの屋台などで販売されていました。
カラーひよこを見かけなくなった理由
昭和期の縁日や祭りの場で販売されていたカラーひよこですが、最近は全くといって良いほど見かけません。
詳しく見て見ると
- 寿命
- 動物愛護
という2つの答えが見えてきます。
1つずつみていきましょう。
寿命
通常のひよこに比べて、カラーひよこは短命です。
その理由として、短時間で着色をさせるため熱風や乾燥を浴びせさせられてしまい、体に大きな負荷がかかること、販売時の悪環境などが挙げられています。
動物愛護の観点
近年は、動物愛護という考え方が浸透していることも見かけなくなった理由です。
ひよこの体に負担のかかることを行っていることは違うのではないか、という意見が多くあり
今では製造・販売していることはほとんどありません。
ひよこを買うなら?
それでもひよこを買いたい。
そんな方必見。
にわとりまで大きく成長しても一般家庭で買飼うことはできるのでしょうか。
成長しても飼っていけますか?
飼いたては、手のひらに収まる可愛いひよこですが人間と同じく成長します。
少しずつ大きくなり、立派になり、最終的には大きな声を発するニワトリになります。
まず、にわとりになっても飼い続ける覚悟が必要です。
その覚悟があれば、成長しても飼うことは可能です。
ですが、成長した際自治体などに飼育許可を得る必要があります。
書類を提出することで、万が一鳥インフルエンザなどが発生しても正しい対処ができるようになります。
ひよこはどこで買えばいいの?
ひよこは、ネットや家畜改良センターと呼ばれるところで販売しています。
ネットでは実物を触ることはできませんが、手軽に買うこともできます。
また、鳥インフルエンザなどの感染症もあり販売している時期としていない時期があるようです。
飼いに行かれる際は、販売元へ電話などの確認をすると間違いないでしょう。
ひよこの飼育で注意する点は?
ひよこは温度や湿度にとっても敏感で弱い生き物です。
特に生まれたばかりのひよこは38℃前後の空間が必要になります。
飼育用のヒーターなどで常にあたためるという対策がとても重要になります。
まとめ
昭和期に流行っていたカラーひよこ。今ではほとんど見かけませんが、その考えるべき理由もしっかりとあり今現在カラーひよこの購入は難しいことがわかりました。
ですがカラーひよこでなければ飼うことも可能です。
ひよこが成長しても飼い続ける覚悟や理解があれば、飼うことに問題はありません。
興味がある方はまずは自分が今飼う覚悟や理解があるのかどうか、考えてみるのも良いかもしれません。